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「ラヴズ・ボディ」展カップル・デイについて [展覧会]

東京都写真美術館で開催中の「ラヴズ・ボディ展 生と性を巡る表現/Love's Body: Art in the Age of AIDS」展。
毎週木曜日が「カップル・デイ」だということ、ご存じでしょうか?

>カップルのうちお1人が「ラブズ・ボディ」展を無料でご覧いただけます。
>チケット購入時に「カップルです」とお申し出ください。

と、さらっと表記されていますが、もちろん! 「カップル」は性別は問われません。同性カップルもOKです。異性カップルもOKですが、性別が関係ないということは、ぱっと見で性別が判別しにくい方でも全く問題ありません。
「カップル」って人間2人ひと組、っていうだけの意味。
当たり前のことなのですが、公的施設である美術館で性の多様性を認識したキャンペーンを展開しているのだから意義深いです。
木曜は午後8時まで開いている日でもあり、仕事帰りなどにも是非ご利用ください。カップル・デイ利用者の数が多ければ、今後の展覧会でも性別を問わないカップル・デイが定着したりするかも……?

あ、もちろん、恋人同士ではなく、友達同士、知り合い同士で「カップル」と名乗ってもいいそうです。
そもそも、恋人同士であることを他人に証明するなんて不可能なことだから当たり前ですけど。
学生に、「木曜にお友達と行って、カップルです、って言えば半額だよ。同性のお友達でもいいんだよ」と言うと、「ええ〜(けっこう動揺)」という反応が返ってきたりするんですが、受付で一瞬「ニセ同性カップル」を名乗るだけでもそんなに動揺するようなことなのかな…? 授業の感想文では、「同性愛などセクシャル・マイノリティが差別されない社会になるべきだと思います」というようなことをみんな書いてくるけれど、実際問題となったら、一瞬の「同性愛(かも)パフォーマンス」(パフォーマティヴでもありますね)でも抵抗感あるんだなあと、改めて認識させられました。

なにはともあれ、みなさまカップル・デイのご利用をぜひどうぞー★

*先週末の張由紀夫さんとの対談にご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

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