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『水図 2012』コンセプト・ブックに翻訳参加しました [展覧会]

ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんと山田創平さんのコラボレーション作品『水図2012』が、2012年12/2まで、大分県別府市中心部のアーケード内Platform 2で展示中ですが、展示にあわせて発行されたコンセプト・ブックに、同作品の「マニフェスト」を私が英訳したものが掲載されています。

展覧会の情報はこちら↓

http://www.beppuproject.com/newslist/2012/10/967.html

私は、オープニングの翌日から2日間、かなりの時間を作品(インスタレーション)内で過ごしました。
水彩画、投影されるテキスト、と、音楽、照明からなるインスタレーション。
音もふくめた環境と、テキストの強度にとらわれました。

最近、アメリカ帝国主義および資本主義目線での「グローバリゼーション」ではないグローバリゼーションはありえるのだろうか、といったことを考えることが多いので、ブブさんと創平さんのこのプロジェクトには、ことさらに注目しています。
「別府から始まる水の物語」と、コンセプト・ブックのサブタイトルにあるように、今後も展開していかれるようです。

なお、11月末にインスタレーション内でパフォーマンスがあるそうなので、これから行くという方は確認してみてください。


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"In Flux(流れの中で)”日本語版が「ぽこぽこ」にアップされました [展覧会]

すぐ下のエントリーの特集記事の日本語版が、太田出版さんの「ぽこぽこ」というウェブ連載サイトにアップされました。

http://www.poco2.jp/

右側の特集欄の一番上です。「3/11以後、…」というリードと中村明日美子先生のイラストのバナーです。

参加アーティストはもとの『WSQ』の英語版と同じく、以下の8名です。

中村明日美子&榎田ユウリ/榎田尤利
岩佐浩樹
ハスラー・アキラ
やまじえびね
福士朋子
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ&山田創平

是非、ごらんください。

『WSQ』はモノクロ印刷でしたので、もともとの作品がカラーの方は、日本語版ではカラーになっています。
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"In Flux: Eight Japanese Artists in the Aftermath of 3/11" article now in print [展覧会]

The curatorial article, "In Flux: Eight Japanese Artists in the Aftermath of 3/11," which I compiled and translated for the Ruin issue of WSQ: Women's Studies Quarterly 39: 3&4 (Fall/Winter 2011) is now available. (pp. 318-328)
Published by the Feminist Press at the City University of New York, USA. WSQ is an interdisciplinary forum for the exchange of emerging perspectives on women, gender, and sexuality since 1972. I am honored to take part in this journal. The eight artists I invited have offered their artistic responses to the disasters--earthquake, tsunami and the following nuclear crisis--in an open and creative manner. (These are not documentaries nor messages, but artistic responses.)
WSQ_Ruin_cover.jpg
The artists are: Asumiko Nakamura and Yûri Eda, Hiroki Iwasa, Akira the Hustler, Ebine Yamaji, Tomoko Fukushi, BuBu de la Madeleine and Sohei Yamada.

. For more information, visit http://www.feministpress.org/wsq.

It seems that you can order a copy online. (The online shopping at WSQ website wasn't working, but a friend has let me know that the issue in question can be ordered at amazon.com)
Also, I am assuming that many libraries subscribe to WSQ, both the paper and electronic versions, especially in the English-speaking countries.

(Japanese version of this article will be available in the near future. この記事の日本語版が近々、出る予定です。決定次第、情報をこちらでお伝えします)
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「ラヴズ・ボディ」展 追加イベント決定!だそうです(11/23) [展覧会]

対談の時に張くんが言っていた「急遽決まった追加イベント」の詳細情報をもらいましたので、ここにものせておきます。
(2−3日前から、写真美術館のサイトにものっています)

スペシャル・イベント「Living Togather/STAND ALONE」
HIV陽性者による手記の朗読+ライヴ・パフォーマンス

出演:ジャンジ♥Madame Bonjour JohnJ(パフォーマー)
    藤原良次(NPO法人りょうちゃんず代表)    
    長谷川博史(編集者/NPO法人JaNP+代表)
映像:棚田清 (映画監督・映像作家)
日時:11月23日(火・祝日) 18:30-19:30
会場:1階ホール
対象:展覧会チケットお持ちの方
定員:190名
受付:当日10:00より当館1階受付にて整理番号付き入場券を配布します
開場:18:15より、整理番号順入場、自由席

なにかとイベント続きの11月ではあるのですが、ベニサン以来ジャンジさんのパフォーマンスを見ていないし、朗読も聞きたいので行けるようにと画策中です。みなさまも、是非どうぞ。
展覧会はもう見ちゃった、という方は、イベントのためだけにもう1度、800円を払うのがキビシイ方もいらっしゃるかもしれないので、例のステキなカップル・デイをこの日にも拡大適応したりはできないのでしょうか。と、つぶやいてみたり。

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「ラヴズ・ボディ」展カップル・デイについて [展覧会]

東京都写真美術館で開催中の「ラヴズ・ボディ展 生と性を巡る表現/Love's Body: Art in the Age of AIDS」展。
毎週木曜日が「カップル・デイ」だということ、ご存じでしょうか?

>カップルのうちお1人が「ラブズ・ボディ」展を無料でご覧いただけます。
>チケット購入時に「カップルです」とお申し出ください。

と、さらっと表記されていますが、もちろん! 「カップル」は性別は問われません。同性カップルもOKです。異性カップルもOKですが、性別が関係ないということは、ぱっと見で性別が判別しにくい方でも全く問題ありません。
「カップル」って人間2人ひと組、っていうだけの意味。
当たり前のことなのですが、公的施設である美術館で性の多様性を認識したキャンペーンを展開しているのだから意義深いです。
木曜は午後8時まで開いている日でもあり、仕事帰りなどにも是非ご利用ください。カップル・デイ利用者の数が多ければ、今後の展覧会でも性別を問わないカップル・デイが定着したりするかも……?

あ、もちろん、恋人同士ではなく、友達同士、知り合い同士で「カップル」と名乗ってもいいそうです。
そもそも、恋人同士であることを他人に証明するなんて不可能なことだから当たり前ですけど。
学生に、「木曜にお友達と行って、カップルです、って言えば半額だよ。同性のお友達でもいいんだよ」と言うと、「ええ〜(けっこう動揺)」という反応が返ってきたりするんですが、受付で一瞬「ニセ同性カップル」を名乗るだけでもそんなに動揺するようなことなのかな…? 授業の感想文では、「同性愛などセクシャル・マイノリティが差別されない社会になるべきだと思います」というようなことをみんな書いてくるけれど、実際問題となったら、一瞬の「同性愛(かも)パフォーマンス」(パフォーマティヴでもありますね)でも抵抗感あるんだなあと、改めて認識させられました。

なにはともあれ、みなさまカップル・デイのご利用をぜひどうぞー★

*先週末の張由紀夫さんとの対談にご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

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張くんとの対談@写美、今週土曜日です! [展覧会]

東京都写真美術館@恵比寿、で開催中の『ラヴズ・ボディ』展の関連企画として、張くんことアーティストの張由紀夫さん(aka ハスラー・アキラ)と「エイズとアート」について対談します。
本展についてなんとなく雑談……などではなく、エイズにとってアートが何をしてきたのか、できるのか、何ができないのか。啓蒙活動とアートの違いなどなど、過去の重要ポインツをまとめつつも未来につながるような展望を示そう、と、2人で張り切って準備をしておりますので、みなさま、是非いらしてください。

対談「エイズとアート」
2010年10月16日(土) 15:00~16:30
張由紀夫×溝口彰子(ビジュアル&カルチュラル・スタディーズ)
会場:アトリエⅠ
対象:展覧会チケットをお持ちの方
定員:70名
受付:当日10:00より当館1階受付にて整理番号付き入場券を配布します
開場:14:30より、整理番号順入場、自由席

*展覧会を先に御覧になるのがオススメです。対談自体は無料です!

(オープニングの週末は、ひどい喉風邪というか気管支の不調というかで、大変にお聞き苦しい通訳をしてしまい、まことに申し訳ありませんでした。おかげさまで回復しました。土曜は「ふつうの」声でお目にかかります)
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カタログ寄稿&期間中対談:「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展 [展覧会]

東京都写真美術館で10月2日(土)から開催される「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展(love's body: art in the age of AIDS)。(12月5日(日)まで)
私は、カタログにフェリックス・ゴンザレス=トレスについて寄稿したほか、会期中10月16日(土)午後3時から、アーティストの張由紀夫さんと対談を行います。タイトルは、「エイズとアート」。以下の公式サイトの下のほうに載っています。

http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-340.html

張君とは知り合ってもう15年以上経っていると思いますが、ここ数年は、プライド・パレードの会場やAktaに立ち寄った時などに顔をあわせて雑談する程度だったので、久しぶりにしっかりと話をすることができるのはとても楽しみです。
今回、アーティストとしてのクレジットは「ハスラー・アキラ/張由紀夫」となっています。そのあたりのことも、聞いてみたいと思います。
(ちなみに、ハスラー・アキラ著『売男日記』は、一家に一冊、常備すべき必需品ですよー)

日本語タイトルと英語タイトルををあわせて読むと展覧会のテーマが一目瞭然というのは、面白い仕掛けですね。
とにかくこの秋、必見!の展覧会です。キュレーションは、もちろん、1998年の「ラヴズ・ボディ ヌード写真の近現代」展に引き続き、笠原美智子さんですv

出典作家のうち、フェリックス・ゴンザレス=トレスは1996年に亡くなっていますし、ピーター・フジャーも、デヴィッド・ヴォイナロヴィッチもエルヴェ・ギベールも若くして没しています。残りの4人のうち張くん以外のアーティストはオープニングにあわせて来日し、10/2,3の土日の午後、アーティスト・トークがあります。こちらは、私は通訳をつとめることになっています。

こういった関連イベントはすべて、追加の料金はありませんので、ご都合のつく方はぜひイベントのある日にご観覧ください。


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「コミックスを描く女性たち  ―アメリカの女性アーティストたちの100年」展 *会期変更追記あり [展覧会]

ご案内が遅れましたが、京都国際マンガミュージアムで開催中です。アメリカのもと女性コミック・アーティストであり、女性コミックスのコレクターであるトリナ・ロビンスによる展覧会。2月28日まで。 3月7日まで延長(ただし、2/22-25は臨時休館
femalecartoonist_vi.jpg
アメコミと聞くと男性ものばかりというイメージがあったのですが、女性コミックスもいろいろある(あった)のだ、ということがよく分かります。私は、コミックス図版の日本語訳の監修役のようなことをつとめた他(翻訳は宮崎淳子さんが担当してくださいました。こなれたいい訳になっていると思います!)、限定非売品なのですがカタログにエッセイを寄稿しました。
廃校になった小学校をコンバートした風情のある建物で、地元の方達に愛されている感じでした。烏丸御池駅のすぐそばと、中心地なので、京都に行かれる方は是非お立ち寄りください。展示室が複数あって、展覧会がいくつか同時進行しているようですが、アメリカ女性コミック展は2階のまんなかへんの展示室です。(詳細は下のURLでどうぞ)

http://www.kyotomm.jp/event/exh/femalecartoonist.php
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