SSブログ

書影でました!『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』6月6日に発売決定しました [yaoi/BL]

初の単著である『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』の発売日が2015年6月6日に決定し、amazonに情報があがりました。

表紙イラストは中村明日美子さんにいただきました。美麗なだけでなく、深い、そして本のテーマからしても最高にハッピーな絵を複数いただいております。
帯の推薦文は、三浦しをんさんにいただきました。

新たな情報が出次第、ここでお知らせしていきます。

BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす

BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす

  • 作者: 溝口彰子
  • 出版社/メーカー: 太田出版
  • 発売日: 2015/06/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ちなみに、amazonでは、カバーのイラストと、表紙(カバーをめくった本そのものの表紙)のイラストの2点をupしてもらっています。
カバーの2人の30年後をイメージした絵を、表紙に描いていただきました!
で、なんとですね、服の模様というか畝というか、生地目といいますか。
は、トーンではなくてすべて明日美子さんの手描きなのです! う、うつくしいですよー

(ちなみに、広義のBLの始祖を森茉莉の『恋人たちの森』とすると、30年どころじゃなくて50年以上ですけどもね! えへへ)

ページ数はまだupされていませんが、360ページくらいです。(分厚!)

nice!(0)  コメント(0) 

このBLがやばい!2015年度版にアンケート参加しました [yaoi/BL]

2014年12月19日発行でしたのでここでのお知らせが遅くなってしまいましたが、『このBLがやばい! 2015年度版』(NEXT編集部/編)のランキング・アンケートに参加させていただきました。
初年度からずっと参加させていただいております。
Unknown.jpeg
正直なところ、マンガも小説も上位5冊だけを選ぶのは難しいですし、ましてや1位から5位の順位づけをするのはほぼ不可能なんですが、でも、ランキングを無理にでもその時の気持ちでえいやっとつけることは、能動的な読者としてのケジメかも、と思って毎年、やっています。(昨年度は、編集部さんの手違いで小説ランキングは掲載してもらえなかったのですが、今回はちゃんと掲載されております)

毎年、ランキングもですが、インタビュー記事やこの年の動向についての記事なども読み応えがあります。

ちなみに、マンガと小説の私のランキングと全体ランキングの対応表はこちらとなります(笑)。
(作品タイトルなどは本書をお求めになってごらんください。←営業妨害の自粛)

<マンガ>
溝口ランキング1位  全体ランキング 1位
       2位         13位
       3位         52位
       4位         圏外(86位以下)
       5位         62位
<小説>
溝口ランキング1位  全体ランキング 4位
       2位         19位
       3位          8位
       4位          3位
       5位         圏外(21位以下)

マンガの1位が全体と一致しているのが私としては珍しいのですが、それだけ中村明日美子先生の王道でありながら「ゲイ寄り」でもある作風がすごいということだと勝手に納得しています(あ、作家名を出してしまいました。まあ、トップの方くらいはということで)

nice!(0)  コメント(0) 

コミケで売り子をつとめます [yaoi]

2014 12/28(日)コミケことコミックマーケット87で売り子をつとめます。

トバエ 
東 シー81b

にて、BLマンガ家、鳥人ヒロミ先生によるタイバニ本完結編新刊! および、既刊を元気に売っておりますので、知り合いのみなさま、お声がけいただければと思います。(昼過ぎがお話しやすいかと)


nice!(0)  コメント(0) 

ケソン市第一回ピンク・フィルム・フェスティヴァルに参加します [映画&LGBTコミュニティ]

web banner.pngフィリピンのグレーター・マニラのうちのひとつの市であるケソン市で開催されるピンク・フィルム・フェスティヴァルに参加します。(ディレクターは山形国際ドキュメンタリー映画祭ですれ違ったことがあるはずのニック・ディオカンポさん)

http://www.qcpinkfestival.com

「ピンク」はここでは、LGBTのシンボル的な意味のほうのピンクです。
ゲイをテーマにした映画を撮り続けている日本では稀有な映像作家である今泉浩一さんが招待されたとのことで、私は、招待監督の公式通訳として、マニラ空港までは自力で行きますが、現地ではゲストのはしくれとして扱っていただくことになりました。

上映作品は『すべすべの秘法(The Secret to My Silky Skin)』。
12/12 金曜の夜8時半から。質疑応答などの通訳をつとめます。
今泉監督とプロデューサーの岩佐さんは、自力でも英語でのQ&Aをこなしてきている方たちなので、私が通訳につくことで、びっくりするほど自由自在にコミュニケーションがとれた! といってもらえるように気合をいれてかかります(笑)。

また、12/13にはGrand Pride Marchが開催されるとのこと。このマーチや、他にもセミナーなどにも参加予定です。映画もできるだけみたいです。楽しみです。
ケソン市が、ジェンダーやセクシュアリティによって差別などをしてはいけないというジェンダー・フェア政令(Gender Fair Ordinance)を出した流れからのマーチや映画祭ということで、その、市がそのような政令を出すという背景や狙い(市としてそう宣言することでの経済効果なども見込めるのか?など実際的なところも)にも興味しんしんです。
最近は「ビジュアル&カルチュラル・スタディーズ研究者」であり「さすらいの非常勤講師」でもある私ですが、かつては「草の根文化系レズビアン・アクティヴィスト」を名乗って活動していたので、そちらの血も騒ぎます。現在も草の根で地道なコミュニティ活動に従事する友達も多いですので、何かフィードバックできる情報があればとも。

そして、初めてのフィリピンです。
お母様がフィリピン人だという学生さんからは「とにかく気をつけて! タクシーに乗る前に日本から来たことがわかるタグ(Narita)は外して!」などなど忠告されましたが…。今回はゲスト扱いでお出迎えに来ていただくので、よかったなあと思いつつ。

nice!(0)  コメント(0) 

『ユリイカ2014 12月号 百合文化の現在』に寄稿しました。(追記あり) [その他]

本日、2014 11/27発売の『ユリイカ2014 12月号 百合文化の現在』(46.15)に、寄稿しました。

>同じ物語なのになせレズビアンが疎外感を味わうのか
 『LOVE MY LIFE』映画版の謎を分析する

ページとしては、124-132です。

らぶまい(と、勝手に省略して愛称としています)出版から13年、実写映画版からも8年経っているのですが、このような視点での評論などが出ていないようなので、ユリイカさんの百合特集にお誘いいただいたので、「百合」を賞賛するような話とも違うのですけれども、こういう内容で、ということにご理解をいただきまして、活字にしていただきました。
編集担当のAさんに感謝します。

まだ、本を受け取ったばかりですので、読んだ上で何らか追記しようとは思いつつ、とりいそぎ。
巻末にブックガイド的な情報ページもあるので、百合に興味があるけどどこから入ったらいいのかなあと思っている方に便利そうですということだけ述べつつ。
9784791702800.jpg

すみません! 表記間違いが発覚しました。最後のほうで志村貴子さんの『青い花』に触れていますが、主人公「あーちゃん」の正式名が「晶」としていますが、正しくは「あきら」です。実在する知人の「晶」さんといつのまにか混同しておりました。おわびいたしします。(重版になる場合は修正をお願いいたしました)
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

パレスチナのヒップホップグループDAMと映画監督ジャッキーさんの通訳をつとめました [映画&音楽&政治]

報告になってしまいましたが、パレスチナ初のアラブ語ヒップホップグループDAM(スヘール・ナッファール&マフムード・ジュレイリ)と、彼らが登場するドキュメンタリー映画『自由と壁とヒップホップ (Slingshot Hiphop)』の監督ジャッキー・リーム・サッロームさんの通訳をつとめました。
メディア取材の他、2014年10/11(土)の代官山「山羊に、聞く?」(店名です)におけるフェアウェルパーティ(内のトークショーと日本側関係者のアピールタイムなど)と、10/12(日)の渋谷 アップリンクでの上映後舞台挨拶(質疑応答)では、一般にオープンなイベントでの通訳だったので、事前告知をするのがこのブログの趣旨だったのですが…事後報告ですみません。
(ちなみにDAMのリーダーであるターメル・ナッファールは急病のため来日中止)

パレスチナ問題に特に詳しいわけでもなく、ヒップホップたるや、おそらく一般常識レベル以下の知識しかないため、緊張しましたが、結果的には、せっぱつまって資料を読み込んだかいあって、濃密にDAMのこととパレスチナ問題について学んだ数日間となりました。
もちろん、固有名詞を繰り返してくれることなどをいとわないDAMのスヘールとマフムードと、トークショーでは聞き手をつとめられたアラブ文学専門家の高橋さんからもフォローをいただいたおかげですが……。
(ちなみに、ヒップホップ全般については、lyricsを「歌詞」と訳さず「リリック」ということや、DAMが最も影響を受けたというアメリカの2パックが、いかに最近、目につく高級車と女遊びと「ホモ死ね」みたいなことばかり歌っているラッパーたちとどう違うのかを知った程度なので、あまり知識が増えたとはいえませんが……)

ジャッキー監督とスーヘルが共同監督した短編映画『ヤッラ(レッツゴーの意味のアラブ語) トゥー ザ ムーン』がフェアウェルパーティで上映されたのですが、この夏、森美術館の『Go In Between』展で見た作品のなかでも印象に残っていた作品だったのは嬉しい驚きでした。

『自由と壁とヒップホップ』公式サイト
http://www.cine.co.jp/slingshots_hiphop/

DAM公式サイト(英語・一部アラブ語)
http://www.damrap.com/

そして、パレスチナ問題をリサーチするにつけ、中東問題全般の複雑さと根の深さに圧倒されてしまいますが、少なくともこの夏のガザのように罪のない民間人が空爆で殺戮されるのは言語道断であることは間違いない。
イスラエルに抗議を伝えられる方法として、DAMが質疑応答の場面で教えてくれたこちらのボイコット運動の何かに参加しようと思います。

http://www.bdsmovement.net/



nice!(0)  コメント(0) 

発掘:アニー・スプリンクルのインタビュー記事 [その他]

アメリカ ポルノ界のスター女優からラディカルなパフォーマンスと映像アーティストになったアニー・スプリンクルにインタビューした記事を、10年近くまでにラブピースクラブのサイトにアップさせてもらったのですが、思いたって検索してみたら、今もあったので、ここでお知らせします。
記事は日本語です。

https://www.lovepiececlub.com/interview/05.html

ちなみに、記事中のティナとは、先日(2014年6月)に多摩美芸術学科で特別講義をしてもらったティナ・タケモトさんと同じ人です。
最近はアニーとベスのカップルとのコラボレーションはやっていないみたいです。
nice!(0)  コメント(0) 

国際Dシネマ映画祭2014で通訳をつとめています [映画]

この連休からすでに始まっていますが、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で今年も英語通訳をつとめています。
今年で11回目だそうで、デジタルシネマが「あたり前」になった今(日本国内の映画館でも96%の普及率だそうです)、力点をもうひとつの軸である「新たな才能の発掘(とお手伝い)」におくとのこと。「新たな10年のはじまり」という宣言に嬉しさを感じました。
(長編コンペティションは、長編作品経験が5本以内の監督さんに応募資格があり、グランプリとは別に、SKIPシティが配給を行う作品も選ばれます)

私は、今年は、舞台でのQ&Aの通訳としては、以下を担当しています。

『愛する人へ』 1回目終了、2回目 7/22(火) 17:30の回
『帰郷』7/23(水)11:00の回、 7/26(土) 10:30の回
『ロック・ペーパー・シザーズ』 7/26(土)17:00の回

また、短編コンペティションでは4プログラム全部について客席ウィスパリング通訳(舞台上は日本語で、客席に英語が必要な観客がいらしたら、その人の横で「ささやく(ウィスパー)」ように同時通訳する)で入っていまして、昨日のプログラム3では、急遽、舞台通訳もつとめました。

審査員も映画監督も国内外から選ばれているまぎれもない国際映画祭でありつつ、地元の方達に愛されていて、質疑応答でもかなり専門的な質問から、「素直な」感想まで幅広い質問やコメントが寄せられて、とても良い雰囲気です。
埼玉県川口駅から専用シャトルバスで10分程度と、少々遠い場所ですが、気になる作品を見つけたら、是非お運びください。

http://www.skipcity-dcf.jp/

なお、今年は長編コンペにゲイ映画もあります。

『青、そして少しだけピンク』←スペイン語ですがウィスパリングを担当するため見せてもらいました。内容については何を書いてもネタバレになってしまいそうなので自粛しますが(汗)、家族がいて仕事もしている大人のゲイをリアルに描きつつ、幅広い客層に受けいれられるウェルメイド作品を目差していて、成功しています。

『彼の見つめる先に』←こちらは未見ですが、胸キュン青春ものとスタイリッシュな映像っぽさがカタログから伝わって来ます〜。

短編にはLG作品はないのですが、
『十人十色 世界は何色でできてるの?』
美少女萌え(笑)。とくに主役は、刈谷友衣子に激萌え(とくに「某ちゃん」)という私の好みに近い方(?)にはチェックをおすすめです。

それと、商業チャンネルではなく映画祭で見せる短編映画ならでは、と考えた時に、私が一番惹かれたのは『ヨボセヨ』でした。
作り手も意識的に言語化できていないところまでもが映像にあふれ出ているような感じがしました。もちろん勘違いかもしれませんが(笑)、それは観客それぞれの自由ということで。
全然、内容は違うのですが、そういえば最近、大木祐之さんはどういうのを作っていらっしゃるのだろう〜と思いました。

論文や評論ではなく思いついたままに映画について書くのって楽しいですね(笑)。だらだらしていて失礼しました。まあ、こういうお仕事がらみの時のみですのでお許しください。(そして、タイトルだけですみません。監督名その他、リンク先でごらんください)
nice!(0)  コメント(0) 

クィア領域における調査研究にまつわる倫理などガイドライン試案 *追記あり [その他]

共同執筆した「クィア領域における調査研究にまつわる倫理や手続きを考える:フィールドワーク経験にもとづくガイドライン試案」が国際基督教大学ジェンダー研究センタージャーナル『ジェンダー&セクシュアリティ』第9号に掲載されました。

「クィア領域での調査研究は、セクシュアル・マイノリティを研究対象とする学際的なものである場合が多く、既存のさまざまな学会が公表しているガイドラインや社会調査の教科書などではカバーしていないリスクがある」との認識から、調査、研究をする人にとっても、調査に協力する人にとっても、また、大学でLGBT関係の調査研究をする学生を指導する教員にとっても、そしてもちろん、LGBT当事者であってもそうでない人にとっても、実際的に役立ててもらえるようなガイドラインとして執筆しました。
ぜひお役立てください。
掲載誌(ジャーナル)は、以下のリンクから、全部がPDFファイルとしてダウンロードできるようになっています。(ガイドラインはp.211-225)

http://web.icu.ac.jp/cgs/2014/06/cgsjnl009.html

共同執筆者は、岩橋恒太、大江千束、杉浦郁子、若林苗子の4方(五十音順、敬称略)。

レズビアン・コミュニティ、ゲイ・コミュニティ、HIV/AIDS啓蒙の活動などの実績をつんだ方々であり、フィールド調査を行う社会学者もいらっしゃり、私としても共同執筆の過程でたくさんの刺激を受け、学ばせていただきました。
また、最終的に執筆段階ではこの5人の仕事となりましたが、そこにいたるまでの数年間、ワークショップなどの場で参考文献を示してくださったり、経験談をお話くださったり、ご意見をくださったたくさんの方々にもあらためて感謝します。
(なんとこのテーマでのワークショップを最初に行ったのは2008年12月…! 断続的とはいえ、5年以上かかったことになります。実際のガイドライン試案の執筆にあたっては、共同作業でしたが、私が2008年当初から、一連の活動のオーガナイザーをつとめていたことから、今回、筆頭執筆者としてクレジットしていただくはこびになりました)

なお、日本語で「クィア」を用いる際に知っておくべきと思われることも脚注に盛り込んでいます。「そもそもクィアとかクィア理論ってどこから出てきたの?」というご興味のある方にもお読みいただければと思います。

このジャーナルは日本語記事には英語概要が、英語記事には日本語概要がついているバイリンガルです。
本ガイドライン試案の英語タイトルをあげておきます。
"Ethics and Procedures for Researchers and Research Subjects in the Realm of Queer Studies: Tentative Guideline Informed by Fieldwork"

多くの方に活用していただけることを祈っています。

追記:共同執筆者、杉浦郁子さんが機関ディポジトリに登録してくださいました! 当ガイドラインのみをJAIRO(8/16開始予定)やCINII(8/25開始予定)からダウンロードできるようになります。こちらもご利用ください。
nice!(0)  コメント(0) 

多摩美でティナ・タケモトさんの特別講義があります [映画&パフォーマンス]

来る2014年6月20日(金)、午後1時より、多摩美術大学八王子キャンパスで、アーティストでありカリフォルニア・カレッジ・オブ・ジ・アーツ准教授であるティナ・タケモトさんをお招きして特別講義を行っていただきます。
平日昼間、横浜線or小田急線橋本駅からバスのキャンパスと、ハードルは高めですが、以下の概要をごらんの上、ご興味のある方は是非お越しください。
学外からのご参加も歓迎です。(ただし、万一、多摩美生が予想より大勢出席した場合は、お立ち見になる可能性があることをご了承ください)
Takemoto.jpg
特別講義
ルッキング・フォー・ジロ−・オヌマ:日系アメリカ人収容所をクィア化する
ゲスト ティナ・タケモト先生(アーティスト/カリフォルニア・カレッジ・オブ・ジ・アーツ准教授)

「ルッキング・フォー・ジロー・オヌマ」は、サンフランシスコ在住の日系4世のアメリカ人アーティスト、ティナ・タケモトタケモトの最新作品で、これまで知られることのなかった第二次世界大戦中の日系アメリカ人収容所における同性愛者の存在とその社会性について思索をめぐらせるもの。
1920年代に19才で日本からアメリカに移住したジロー・オヌマは、第二次世界大戦中セントラル・ユタに収監された。オヌマの遺品からは、彼のワードローブがダンディなものであり、彼がホモエロティックな男性たちのホモエロティックな身体鍛錬カルチャーのポスターや雑誌に並々ならぬ関心を寄せていたことがわかる。
アイザック・ジュリアンの「ルッキング・フォー・ラングストン」(1988)にインスパイアされ、「ルッキング・フォー・ジロー・オヌマ」は、ジロー・オヌマというサンフランシスコ在住のダンディなゲイの独身男性が、いかにして収容所での孤独と、退屈と、屈辱と、異性愛規範のなかで生き延びたのかを想像しようと試みるドラァグ・キング・パフォーマンスであり、実際の歴史的素材(アーカイヴァル・マテリアル)や、収容所の記録映像、マドンナ/アバの音楽のごった煮、リップシンキング(口パク)、パンこね、筋肉づくりなどなどによって構成されている。
今回の特別講義では、「フレームライン サンフランシスコ国際LGBT映画祭」を始めとする北米の映画祭や、リオデジャネイロやパリでも上映された「ルッキング・フォー・ジロー・オヌマ」の短編ビデオ作品の上映と、スライド映写などを通し、タケモトが本プロジェクトの全体像をプレゼンテーションします。
(英語講義。通訳:芸術学科非常勤講師 溝口彰子)

2014年 6月20日13:00-14:30 @多摩美八王子キャンパス芸術学科棟311教室
主催 芸術学科 映像文化設計ゼミ

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。